定年退職後の安住の地を求め、奥様の故郷である大分県に移り住んだご夫婦。
簡単に手に入る機械的で便利な暮らしより、 薪ストーブや珪藻土の壁、
杉の無垢材などの「本物」に囲まれた生活は 多少不便や手間がかかっても、
その過程を楽しむことで生活に味わいが出る―。
四季折々な植栽の玄関アプローチの先には、
気心知れたご近所さんと自然を感じながら会話を楽しむパブリックガーデンを。
薪ストーブを中心に置いたリビングの吹き抜けには杉の板張り天井を採用。
ダイニングとリビングをあえて区切ることで、それぞれの空間に特色を持たせました。
手塩をかけながら季節を共に過ごし、暮らしの変化を楽しむご夫婦の安住の家となりました。




