新 築

平屋の終の棲家 〜街中に住まい、緑と生きる〜

大分県大分市 O様邸 NEW

平屋の終の棲家 〜街中に住まい、緑と生きる〜
夫婦二人暮らし 1階 30坪未満

物件概要

建築場所 大分県大分市
建築年度 2026年5月
住居 木造平屋建て
工事面積(合計) 66.24㎡(20.03坪)
敷地面積 179.54㎡(54.31坪)

「これからの人生、本当に大切なものだけで心地よく暮らしたい」――。そんな想いを形にした、19坪の平屋が完成しました。街中の狭小地という条件を感じさせない開放的な勾配天井、杉と珪藻土が醸し出す静謐な空気。建築からお庭、インテリアまでを一貫して設計することで、視線の先にいつも緑を感じる「しっとりとした暮らし」を実現しました。機能美と情緒が溶け合う、大人のための「終の棲家」です。

デッドスペースをゼロにする、緻密な19坪の収納設計
持ち物を「選ぶ」楽しみ。暮らしをシンプルに、心を軽やかに。
限られた広さだからこそ、一寸の無駄も許さない収納計画が光ります。50代からの「暮らしの整理」をテーマに、生活動線に合わせた適材適所の収納を配置。デッドスペースを徹底的に活用することで、居住スペースを最大限に広げました。物が表に出ないことで生まれる心の余裕。物理的な広さ以上に、視覚的なノイズを取り払うことが、真の「豊かな暮らし」に繋がることをこの家は教えてくれます。

空間をゆるやかにつなぐ、南側一体型の畳リビング
杉と藺草(いぐさ)の香りに包まれる、夫婦ふたりの特等席。
南側に配置されたダイニングとリビングは、視線が自然と抜けるように一体的に設計されています。その中心となるのが、お仏間を兼ねた畳リビングです。杉の無垢床から七島藺(しちとうい)の畳へと続く自然素材の繋がりが、空間に柔らかいリズムと、物理的な面積以上の「のびやかさ」を生み出します。時にはごろんと寝転び、時には客間として。珪藻土の壁に囲まれた静寂の中で、深呼吸したくなる心地よい居場所です。

街中の狭小地で緑を楽しむ、トータルデザインと配慮
窓を開ければ、私だけの「緑の静寂」。老後も愛せる、優しい設え。
建物、お庭、インテリア。すべてを同時に設計するからこそ、窓の切り取り方一つにも意味があります。隣家や店舗に囲まれた立地ながら、視線を遮りつつ緑を取り込む配置により、プライベートな森にいるような安心感を実現しました。さらに、将来を見据えたユニバーサルデザインを随所に採用。段差をなくし、広めの動線を確保した住まいは、時が経つほどにその優しさと美しさを増していくはずです。