きれいな四角い土地に斜めに家を配置しました。
その理由の一つはリビングを真南に向かせるためでもありますが、
家を斜めに配置することで隅に三角形の土地が残ります。
この三角形は土地の隅にできる空間なので、南東側は日当たりもよく、
プライベートなお庭にピッタリなのです。
また近隣の家とも配置が微妙にズレるため、隣の家の窓からの視線を上手にずらし、
外から見られることのない、落ち着ける空間にもなります。
お友達や親戚が毎日のように遊びにくるので、
玄関を入って真正面に来客用の和室を設けました。
その客間を境に左側には水回りをおき、右側にみんなで集えるパブリックな空間を配置。
各部屋は決して広くはありませんが、ダイニングテーブルを置かずにカウンターを設けるなど
使い方に工夫をし、狭く感じない空間に仕上げました。
