キレイな天井とキレイな壁

2024.09.11 建築

作成者:田中 由起子

素敵な空間、美しい空間、と私が感じる空間は天井がキレイです。
仕事柄なのでしょうね…何処へ行っても天井へ視線が行きます。

入った瞬間、素敵だなぁと感じると、自然と視線は天井へ。
やっぱり天井が綺麗。

普通?普段?は視線に入らない天井ですが、視界には入っているのが天井。
だからキレイな天井だと、その空間の視線に入る家具やインテリアの邪魔をせず、逆に引き立ててくれているのだと思います。

皆さんが無意識に認識している天井が、空間の印象に大きな影響を及ぼすから、キレイな天井に拘りたい。
これから始まる暮らしの中で、好きなモノと、好きなコトで、好きなように楽しめるように、隠し味的なプレゼントだと思っています。

「その空間が素敵なのは天井のお陰です!」
もしかしたら、心の中で呟いているかもしれません。

素敵な空間、美しい空間、と私が感じる空間、実はもう一つ、壁もキレイなのです。

綺麗な壁、綺麗だと感じる感覚は人それぞれです。
そこが難しいところなのですが、私の言うキレイは、一言でいうと「何もない」
けれど、「何もない」は正直、難しい。
そして、「何もない」は正直、寂しい。
だから、「何もない」状態に限りなく近いキレイな壁をつくり、
これから始まる暮らしの中で、好きなモノと、好きなコトで、好きなように楽しめるように、余白を残しています。

キレイな壁は、このままでも大丈夫。
だけど、暮らしの中で必ず増えていく家具や家電、絵や写真なども飾りたいですよね。
その時、その季節、その状況にあわせて、余白を思いっきり楽しんでください。

キレイな天井とキレイな壁、一緒につくりたくなってくれたら嬉しいです。