同時設計で叶える、造作ソファのある暮らし
2026.10.13 建築 NEW
ブログの原稿を書き終えて、さあ公開しよう!と、直前に更新されたブログを開いて、思わず声が出ました。
なんと、私が書いたテーマとまるっきり同じ想いを綴っていたからです。
設計の吉田がインテリアの重要性を語り、インテリアの私が建築の視点から造作ソファを語る。事前に打ち合わせをしたわけでもないのに、見事なまでに想いがシンクロしてしまいました。
府内町家がモットーとする「同時設計」は、私たちスタッフの根底に深く根付いています。
写真も、偶然にも全く同じアングルだったので、私は「夜の造作ソファ」の景色を。昼と夜で表情の違いをお楽しみください。
せっかくなので、あえて書き直さずにそのまま公開させていただきます。

「リビングをもっと広く、すっきりと見せたい」
「空間にしっくりくる理想のソファになかなか出会えない」
家づくりにおいて、そんなお悩みを耳にすることがあります。
府内町家が大切にしているのは、「家と庭とインテリアの同時設計」です。
間取りを描く最初の段階から、インテリアを担当する私も一緒に空間づくりに参加します。
そのなかで、空間を広く美しく保つための一つの答えとしてご提案するのが、造作ソファです。
その家のためだけに手仕事で仕立てる、オーダーメイドの作り付けソファ。
同時設計だからこそ、設計の初期からインテリアの視点を取り入れることができ、空間の余白に美しく溶け込む造作ソファが生まれます。
足元に埃がたまらない掃除のしやすさや、座面下に設けた収納。
日々の暮らしに寄り添う、そんな機能性も魅力です。
一度造ると移動ができないことや、少し費用がかかるという面もありますが、同時設計であれば最初から全体の予算に組み込んでおけるので安心です。
季節の変わり目にはクッションの布地を変えるだけで、空間に新しい彩りを添えることもできます。

移動できないということは、「そこにいつも変わらない安心の居場所がある」ということ。
窓を開けたときにふわりと抜ける風。
足裏に伝わる、柔らかな木の温もり。
そんな空間にすっと馴染む造作ソファに腰を下ろし、ご家族がどんな穏やかな暮らしの時間を重ねていくのか。
長く愛される上質な脇役として、日々の暮らしの風景をそっと支えていけたらと願っています。