大分散策 林道で見つけた山野草
2026.09.21 エクステリア NEW
大分県は県土の約71%が森林という全国でも有数の森林資源を持つトップクラスの林業・林産県だということは意外と知られていないかもしれません。凛とした空気の中、杉の木立が続く林道を歩いていると、落ち葉やシダに混じって、ふと不思議な形をした緑色の実が目に留まりました。

ウバユリの実です。
この少し変わった形、そして「ウバユリ」という名前の由来をご存知でしょうか。
ウバユリ(姥百合)の名は、花が咲く頃には葉(歯)が落ちてしまうことから、「姥(老女)には歯がない」という洒落から来ているそうです。 なんだか面白いですよね。
その実は、やがて茶色く色付き、天然のドライフラワーとしてその美しい姿を永く留めてくれます。ドライフラワーとなった姿は府内町家の住まいにも、そっと馴染んでくれそうですね。
散策を続けると、今度は地面一面を瑞々しい緑色で覆いつくす、小さな多肉植物の群生に出会いました。

セダムです。
お庭のグランドカバーとしても親しまれているこの植物。 その生命力と瑞々しい緑は、窓を開けたときに広がる景色に、安らぎを与えてくれます。 自然の力強さと優しさを、改めて感じる瞬間ですね。
林道を歩くと、思いもよらぬ山野草との出会いがあります。 それは、何気ない日常の中に、自然がもたらす小さな感動と、情緒的な想いを思い出させてくれるのです。
是非皆さんも、山野草との出会いを求めて、林道を歩いてみませんか?
大分の豊かな自然を感じながら、日常の暮らしの風景に取り込めたら…。大分の自然を建築を通してより近くに感じながら暮らすことの心地よさを伝えられたらと思う今日この頃です。