外へあかりを灯す
2025.05.29 インテリア

夜道を歩いていて、家々の窓からこぼれる優しいオレンジ色のあかりに、思わず目を奪われた経験はありませんか?
家の明かりが外にふんわりと漏れる様子には、どこか温かく、ほっとする、独特の美しさがあります。
この“電球色”は、まるで映画のワンシーンのような陰影を生み、家そのものを美しく、そして居心地の良い空間に見せてくれます。
室内の照明計画だけでなく、窓まわりのカーテンやブラインド、家具の配置によっても、外から見える雰囲気は変わるのです。
窓からの明かりと並び、庭や植栽、板塀など外構部分を照らすライトアップも、夜の家の表情をつくります。
まるで自宅がライトアップされた美術館やカフェのように、“夜の風景”に特別感とドラマティックな空気を与えてくれます。

光と影のコントラストがはっきりする夜だからこそ、シンプルな照明でも奥行きや表情が生まれます。
夜の家は、昼間とはまったく違う表情を見せてくれます。
ふんわりと窓から漏れる電球色のあかり、植栽や板塀を照らすやさしい光…。
それらは家族のぬくもりを感じさせてくれるだけでなく、家そのものの美しさも最大限に引き出してくれます。
窓や外構の“あかり”にもこだわってみることで、いつもの我が家が、もっと豊かに、もっと愛しくなるかもしれませんよ。
“家の中のあかり”が外へとにじみ出る瞬間、家はただの箱ではなく、大切な人を迎え入れる“温かな居場所”そのものになるのかも知れないですね。